海外シェフ

日本の出汁は本当にミラクルだ!
お湯に入れるだけで、あっという間に最高の旨味が生まれるんだから!

日本人料理長

ふふふ、『あっという間』に引ける出汁だけどね。
この昆布や鰹節ができるまで、数百年分の知恵と、気の遠くなるような手仕事が詰まっているんだよ

海外シェフ

そうだったのか……! そのストーリー、もっと知りたいな

海外シェフの妻

いつか、鰹節や昆布を作っている職人さんを
実際に尋ねてみましょうね

お客さん A

日本の伝統って、みんなそうですよね。
長い時間をかけた技術と素材の探求があるから、今の『最高』がある。日本人の拘りってすごいよね

日本人料理長

料理だけじゃないよ。
口当たりが良く美しい『漆器』や切れ味鋭い『包丁』。

職人の道具があってこそ、料理は完成するんだ

お客さん A

空間の『しつらえ』もそうですよね。
あたたかい光をすかす障子や、見事な一枚板のカウンター。
こういうものを作る職人さんたちの手仕事って、本当にすごい。

最近は海外や若い人たちからも再注目されているみたいだけど……

お客さん B

だけどね、現実は厳しいんだ。
その職人さんや、職人が使う『素材や道具』が消えかけているんだ。
漆を採る人、和紙の原料を作る農家、木樵(きこり)……土台を支える人が激減している

お客さん A

そうか……。職人さんが使う素材や道具は、料理で言えば『昆布や鰹節』そのものなんだね。
目立たないけれど、それがなければ料理(文化)そのものが成り立たない

お客さん B

その通り。日本の伝統文化の『素のもと』を守らなければ、私たちが誇る文化そのものが消滅してしまう。
……よし、文化の根っこを守るためのプロジェクトを立ち上げよう!

日本人料理長

いいね! 文化の源流を枯渇させないための活動。
名付けて――
『こんぶ・かつおぶしプロジェクト』はどうだい?

全員

大賛成!!!!